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第00章 Programming in Java
学習の勘所
- 必ず自宅でも算法を実装しましょう。
- 自分が記述した算譜の意味は、(最終的には)そのどの部分も説明できるように(理解)しましょう。
- 算譜記述の上で不明な点は、算譜辞書を引く癖を付けましょう。
開発環境整備
大学の他に自習として算法を実装するためには、自分の計算機に開発環境を整備する必要があります。
授業で使用する開発環境であるEclipse は、
https://eclipse.org/downloads/
から入手することができるので、自分の計算機に導入しておきましょう。
骨組み算譜
算譜をうまく記述するためには、〈骨組み算譜 (Skeleton Code)〉の理解が重要です。
骨組み算譜とは〈算譜のひな形〉のことで、毎回記述する最も基本的な〈型〉となるものです。
自分なりの骨組み算譜を決め、それをしっかり理解し、そして門前の小僧のようにスラスラ書けると、算法の実装をより早くできるようになります。
次に載せるのは、菱沼の骨組み算譜です。参考までに。
class [CLASSNAME] { public static void main ( String[ ] args ) { [CODE] } }
算譜辞書
算譜辞書(Reference)とは、英語を読み書きするときに使う英和辞典のように、算譜を読み書きするときに使う辞書のことです。
命令や文法について箇条的に解説しているものなので、算譜を記述する際には手元に準備しておき、分からないことがあればすぐに調べる癖を付けましょう。
授業で使用するJava 言語の算譜辞書には、次のようなものがあります。
- Java 8 API Reference: 命令の算譜辞書です。普通はこれを読む。
- The Java Language Specification: 文法の算譜辞書です。